股関節は「ボール&ソケット関節」
さて、みなさんは股関節がどんな構造をしているかご存知でしょうか。股関節は「ボールとソケットの関節」として知られています。
股関節のボール部分にあたるところを「大腿骨骨頭」(だいたいこつ こっとう)と言います。
そして、ソケットにあたる部分を臼蓋(きゅうがい)と言います。つまり、ボールにあたる骨頭が、ソケットにあたる臼蓋(きゅうがい)という名の骨盤の一部(図1)と組み合わさって構成されているのです。
この股関節が正常であれば、当然痛みを伴うこともなく滑らかに動かす事が出来るのです。
これは、大腿骨骨頭と臼蓋が関節軟骨(かんせつなんこつ)によって覆われているからです。