筋肉

筋肉:膝関節を支え、安定性を与えて関節を滑らかに動かすには、「筋肉」がとても大切です。

膝の動きに関係する筋肉としては、太ももの前側にある「膝を伸ばす筋肉」と太ももの後ろ側にある「膝を曲げる筋肉」の2種類にわける事が出来ます。

膝を伸ばす筋肉の中心はみなさんもご存知の「大腿四頭筋(だいたいし(よん)とうきん)です。これは4つの筋肉に分けられており、それぞれ中間広筋(ちゅうかんこうきん)、外側広筋(がいそくこうきん)、内側広筋(ないそくこうきん)、そして大腿直筋(だいたいちょっきん)といいます。

これらの大腿四頭筋はお皿の骨である膝蓋骨をテコの原理で効率的に伸ばします。よく、膝の痛みが出たときにこの「大腿四頭筋」を鍛えることが大切になってきます。

一方、膝を曲げる筋肉として、内側に半膜様筋(はんまくようきん)や半腱様筋(はんけんようきん)、縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はっきん)が膝を曲げるとともに、下腿の内旋(ないせん)を行っています。また、外側では大腿二頭筋と膝窩筋(しっかきん)が膝を曲げるとともに、下腿の外旋を行っています。

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