変形性股関節症の分類

変形性股関節症は、何らかの基礎疾患や関節の構造に異常がある場合は「二次性股関節症」、基礎疾患がない場合は「一次性股関節症」に分類されています。

日本では、一次性股関節症の発生はきわめて少なく、二次性股関節症が圧倒的に多数を占めています。

特に先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全(きゅうがい けいせい ふぜん)を基盤とする症例が大部分で女性に多くみられます。

その他にはヘルテス病や外傷後に見られる(大腿骨頚部骨折など)や炎症性、感染性疾患後の発生も時に見かけられます。

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